令和のお伊勢参りウォーク・近鉄富田駅~近鉄四日市駅(6.2㎞)

コースのポイント

江戸時代に大流行した「お伊勢参り」ルートの近鉄伊勢朝日駅から、近鉄富田駅までを目指す約5㎞のコースです。

かなり平坦な道が続くため、初心者の方にもおすすめです。但し道の狭い所でも、車通りが多い所もあるため、歩く際は十分ご注意ください。

またもう少し長い距離を歩けるけど・・・という方は、近鉄四日市駅まで足を伸ばしてみるにもおすすめです。

なおこのコースは三重県ウオーキング協会にて2月23日(月・祝)に開催予定の三重県まるごとウォーク「令和のお伊勢参りウォーク」のショートコースのあとに続くコースです。

興味を持っていただいた方は、ぜひ三重県ウオーキング協会ホームページにて詳細をご確認ください!

コースマップ

コースの見どころ

いざ!桑名からお伊勢さんへの旅路へ

江戸時代、大流行した「お伊勢参り」は、三重県では桑名から四日市追分までは東海道を通り、追分からは伊勢街道(参宮街道)を通って、外宮そして内宮の順番で参拝するのが主な経路でした。

現在は鉄道や公道が整備され、このルートを辿る方はほとんどいなくなりましたが、いざ歩いてみると、かつての宿場町の名残を残す景観、古き良き日本の歴史をたどっていく過程を体験できます。

今回のコースでは桑名宿と四日市宿の中間の間の宿(あいのしゅく)として栄え、焼き蛤の店などでにぎわったとされる富田から、江戸幕府直轄の地で廻船業が発達した四日市宿までの歴史を歩きます。

近鉄富田駅|四日市市

ゴール地点となる近鉄富田駅は近鉄急行の停車駅で、三岐鉄道の駅でもあります。

西駅舎は「富田の捕鯨行事」にちなんで、富田地区にゆかりのあるくじらを模した駅舎となっています。

近鉄富田駅について詳しくはこちら


次のポイントまで900m

桑名宿と四日市宿の間の宿(あいのやど)として栄えた富田を歩きます。

「桑名の焼きはまぐり」として知られるはまぐりは、本来は四日市市富田浜でとれたもので、この富田の地で焼いて旅人に提供していましたが、桑名藩領であったため「桑名の」として名が広まったとされています。

力石|四日市市

東明治の中頃、近くにあるお寺を再建するために奉納された土台の中から選ばれた石で、大正の終わりまでこの石で力比べをして競い合ったと言われ、今は「健康長寿の石」と名付けられ保存されています。

次のポイントまで3km

三ツ谷一里塚跡|四日市市

昔の街道は一里(約4㎞)ごちに土を盛り上げ榎などの木を植えて旅人の目印となった一里塚があり、この一里塚は四日市にあった4か所の一里塚の一つ(あとの3つは富田、日永で、とともに県の史跡に指定されています。


次のポイントまで1.7km

三滝橋を渡ると、旧四日市宿に入ります。

四日市宿は古墳時代から栄えたとされる地域で、水深と波が静かな入江に恵まれた天然の良港として廻船業が発達し、1470年に浜田城が築城された頃には定期市が開かれたため「四日市」の名がつきました。

本能寺の変の際、徳川家康が明智光秀に狙われ命の危機だった際、四日市が浜松まで廻船問屋の協力を得て海を渡って逃げおおせた功に報いる形で、四日市は江戸幕府直轄の幕府領となりました。

広重の絵にも書かれた三重川(現在の三滝川・昔は土橋)に架かる三滝橋を渡ると四日市宿で、諏訪神社前までの約700mに約100軒の旅籠が軒を連ねました。

諏訪神社|四日市市

諏訪神社は四日市の産土神(うぶすなかみ)として、鎌倉時代から四日市の歴史とともに歩んできた神社で、明治時代には県社に格付けられました。

鎌倉時代に長野の諏訪大社の分霊を祀ったのがはじまりと言われ、境内には公園や交流会館などが整備され、「おすわさん」として地域から親しまれてきました。


次のポイントまで600m

諏訪神社は宿場の中心地にあり、四日市と浜田の産土神として鎌倉時代からの由緒ある神社で、多くの旅人や大名が立ち寄り、街道の名所としても名高かった諏訪神社手前の十字路には「すぐ(まっすぐ)江戸道」「すぐ京いせ道」と刻まれた石の道標が立っています。

また諏訪神社で開催される秋の四日市祭は、3日に渡り神輿渡御や大山車のおねりなどが催される盛大な祭りで、戦前までは東海の三大祭りに数えられました。

諏訪神社前から200mにわたって続くスワマエ商店街は、旧東海道にしては珍しく200mにわたるアーケードを通ることになり、このあたりは江戸末期から桶屋や櫛屋、呉服屋などの工房型店舗が立ち並び、諏訪神社の参宮道でもありました。

近鉄四日市駅|四日市市

四日市市安島一丁目にある近鉄名古屋線の駅で、四日市市の中心となる駅です。

近鉄四日市駅について詳しくはこちら

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桑名駅から近鉄四日市駅まで一気に歩かれるなら

令和のお伊勢参りウォーク ~桑名より東海道・伊勢街道を行く~

江戸時代、「一生に一度は行きたい」と庶民が熱狂した、旅の頂点として大流行した「お伊勢参り」。

特に1650年、1705年、1771年、1830年と約60年周期で大流行した「おかげ参り」、中でも1830年には4ヶ月で当時の全人口の6分の1となる約486万人が動くほどの賑わいでした。

三重県内においては北は桑名から四日市追分までは東海道を通り、追分からは伊勢街道(参宮街道)を通って、外宮そして内宮の順番で参拝するのが、「お伊勢参り」の主な経路でした。

現在は鉄道や公道が整備され、このルートを辿る方はほとんどいなくなりましたが、実際歩いてみると古き良きごろの日本を実体験できる道が要所要所に待っています。

そんな歴史を感じ、江戸時代の熱狂に思いを馳せながら、今こそ一度桑名から伊勢神宮までを歩いてみようということで、三重県ウオーキング協会では「令和のお伊勢参り 〜桑名より東海道・伊勢街道を行く〜」を開催しています。

投稿者プロフィール

らんしす 多田夏彦
三重県ウオーキング協会事務局長・合同会社ランシス代表
合同会社ランシスは「ランウォーク」×「ツーリズム」×「WEB」を通じて、三重を走る、歩くモチベーションを創っていきます。
またランニングコミュニティ「セカンドウィンド四日市」の運営や、三重県ウオーキング協会事務局長として広報等を担っています。

個人ブログ | セカンドウィンド四日市サイト | 三重県ウオーキング協会サイト

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