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火の神様として知られるカグツチとはどのような神様?

カグツチとは

カグツチは火之夜藝速男神(ひのやぎはやをのかみ)や火之炫毘古神(ひのかがびこのかみ)、火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ;迦具土命)「日本書紀」では、軻遇突智(かぐつち)・火産霊(ほむすび)と表記される神様で、イザナギとイザナミによって誕生した火の神様です。

カグツチ出産時のやけどが原因でイザナミが亡くなると、イザナギが怒りのあまり斬り殺されてしまったという伝説があります。

カグツチは火災を引き起こす危険な存在であると同時に、火は日常生活を支え、様々な産業を発展させる役割も果たしたことから、商売繁盛などのご利益もあります。

カグツチのご利益

火の神様として火難除のご利益がある他、商売繁盛、開運厄除、家内安全、産業発展など多くのご利益があるとされています。

カグツチの祀られる神社

花の窟屋(熊野市)

花の窟屋(はなのいわや)は日本最古の神社と言われ、世界遺産の一つに登録されている神社で、母神・イザナミとともに祀られています。

花の窟屋について詳しくはこちら

産田神社(熊野市)

産田(うぶた)とは産所の意味で、産田神社はイザナギノミコトがカグツチを出産して亡くなった場所と言われています。

産田神社について詳しくはこちら

投稿者プロフィール

らんしす 多田夏彦
三重県ウオーキング協会事務局長・合同会社ランシス代表
合同会社ランシスは「ランウォーク」×「ツーリズム」×「WEB」を通じて、三重を走る、歩くモチベーションを創っていきます。
またランニングコミュニティ「セカンドウィンド四日市」の運営や、三重県ウオーキング協会事務局長として広報等を担っています。

個人ブログ | セカンドウィンド四日市サイト | 三重県ウオーキング協会サイト

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